株式会社良品生産

ABOUT良品生産について

良品生産は国内最大の革の産地、姫路のタンナーです。
製造する最高品質の皮革素材は高級ブランド用として鞄、靴、ベルト、衣料、財布 …などあらゆる皮革製品に使用されています。
伝統のなめし技術で顧客の需要に応えます。

CONCEPT妥協無き品質の追求

SDGSの観点より、国産の原皮を最高品質に仕立て上げ、本物の日本製革製品が海外高級ブランドに並び立つことを目指します。
鮮度と仕立て技術が安定した産地限定で買い付けた原皮を時間を置かず鞣しを施すことで、ピチピチの革に仕上げています。

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ややこしい革の指定が明確に、簡単にできます。
良品生産のカラーコーディネイトシステムは業界に革命を起こします!!

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長年の自社での鞣し作業から抽出されたノウハウが最高の品質を実現しています。
ウェットグリンと呼ばれる市川の水の恵みを最大限吸収した革を
本物の国産品、本物の姫路の革として裁断現場に届けます。

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高品質な型押し革は顧客訴求力でスムースレザーを上回ります。
手間を無視して仕上がった肉盛り型押しが洗練された都会的表情を出しています。

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SDGSの観点より、フルベジタブルレザーにも尽力しています。
国産革、姫路の革、天然物で鞣された革 訴求力抜群です。

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HISTORY

激動の中で繋いだ革なめし業。

古代 ルーツ
延長5年(927年)発行の「延喜式」に皮革の産地として播磨の地名が記されている。
戦国時代 ルーツ
武具材として丈夫な姫路の革が全国に知れわたった。
豊臣秀吉が姫路城主の折に織田信長に献上し、その上質さが広まったという逸話がある。
江戸時代 ルーツ
商品経済の発展とともに、姫革(播州靼)として特産品になる。
大阪の商人が全国に売りさばいた。
明治時代 ルーツ
水瀬福松が事業で成功し、御着に革なめし工場を構える。   
姫革なめし源流の市川の水を引いてタンニン鞣しをしていた。
大正から昭和初期 創業前夜
物資が乏しい時代で、牛革だけでなくウナギやサメの皮をタンニン鞣しを施し販売していた。
昭和5年5月 創業
水瀬源吉が水瀬源吉商会を開業する。
自社鞣し革に加えて高木(御着と並ぶ姫路の製革集積地)からも仕入れて大阪や東京へ販売。
昭和10年頃 戦時体制突入
皮革が重要な軍事物資という位置づけのもと、政府による製革業者再編が進められた。
水瀬製革グループ中核の水瀬源製革所となり海軍指定工場としてフル稼働することとなる。
昭和20年 終戦とその後
統制経済となり、自由な事業活動ができない中で、ヤミ取引でどうにか入手できる少量の原皮でなめし業を維持していた。
昭和25年 統制解除
皮革統制解除で生産が増える。主にタンニン槽で底革を生産する。
昭和30年以降 高度成長期
経済成長とともに生産拡大。
タンニン槽を50個に増やし、九州炭鉱出身の従業員を迎え入れてなめし作業を遂行。
昭和45年頃 転機
ファッション用需要に対応すべく、クロム鞣し革製造用設備を導入。
靴用、ガラス等多角的生産が可能となる。
平成から令和 冬の時代
国内需要減少、人材老齢化、化成品素材の急激な進化などなど、業界はシュリンクしていった。
その中で生き残りを期し、ただひたすらに品質向上に没頭。
2014年 設立
皮革製造部門を独立、品質重視を掲げて、株式会社 良品生産 となる。